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一里野温泉から白山日帰り [登山]

シルバーウィークは土曜日は自宅でゆっくり休んで日曜日から始動。
かねてから計画していた白山北部のロングルート日帰り。
ヤマレコで調べたところ往復40kmほど。
今シーズン最長のルートになる。
土曜日はゆっくりしたはずが寝つきが悪く眠りが浅くなってしまい長い運転もたたり結局寝不足ぎみでスタート。
車を一里野温泉スキー場に止めてまずは車道をあがる。
途中の開成社近辺にはサルがたくさん戯れていた。
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しばらく車道を上がり地図では破線ルートとなっているところからスキー場トップを目指そうとするがあまりにもやぶが濃すぎて断念。
そもそもなんでこっちから行こうとしたのか謎w
もう少し車道を駆け上がりハライ谷登山口に到着。
ここで登山届を提出しようやく加賀禅定道から登山開始となりました。
登り始めて早々、急登の連続。
道は整備されているのだが、しかり場分岐まで急登が続いた。
ここからなだらかな稜線を歩いていくと長倉山。
特に眺望はない。
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奥長倉山を過ぎると美女坂が待ち構えている。
ここも中々急な坂となっている。
一体何をもって美女坂なのか?
ハァハァ息を切らしながら美女坂の頭に到着。
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美女とは厳しいものだと感じたw
まぁ、美女には縁がないのでわからない。
ここからは視界のひらけた最高の稜線歩き。
途中、百四丈滝を眺める展望台へ。
素晴らしいの一言。
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しかしながら、見えるのは七倉山であり白山御前峰ではない。
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このルートの長さを実感する。
草紅葉も美しい。紅葉は始まっている。
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四塚山へ向かう長坂を登っているあたりから頭痛で気持ちが悪くなってきた。
おそらく標高も2,500mほどになり寝不足からくる高山病と思われる。
四塚山の山頂でおなかも空いていたのであんパンとコーラで回復をここみるもその後も体調はあまり回復せず。
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七倉山を登ったところで山頂を目指すかどうか悩むがここまで来たんだしなんとか頑張ってみようと自分に言い聞かせる。
ここからもまだ大汝峰を登り一旦下って御前峰へ向かうというアップダウンが待っている。
大汝峰の山頂からは翠ヶ池と剣ヶ峰と御前峰が美しい。
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ただ、体調が悪く正直美しいと感じるよりもそれどころではなかった。
お池めぐりのルートをたどって御前峰へ向かうがお池をめぐっている余裕なんてなし。
なんとか最後の登りを登り終えて一旦はあきらめかけた山頂へ。
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天気もよく最高の山頂のはずだが人も多いし体調も良くないし時間もあまり余裕がないしトイレにも行きたいしでそそくさと室堂へ向かう。
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室堂は人がいっぱいだ!ちなみに遠くに見えた南竜のテン場もテントいっぱいだった。
宿泊客も受付で列をなしている。
トイレを済ましポカリを買って栄養補給。
さぁ、下山開始である。
時刻は13時半。急いで下山せねば。
七倉の辻へは大汝峰のまき道を使う。
もう大汝なんて登りたくなかったので良かった。
七倉の辻からは往路とは違う岩間道⇒楽々新道で下山。
下山途中振り返ると七倉山が立山のように見える。
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岩間道の上部は緩やかで快適なトレイルだ。
ただ、途中から足場が悪くなり飛ばせなくなる。
石も多いわ、ぬかるんでるわ、苔で滑るわで足の置き場に困る。
楽々新道は名前のほど楽ではなかった。
整備の具合も加賀禅定道の方がいい感じでした。
そんなこんなで中々思うように飛ばせない道中文句を言いながらも、長い登山道を歩き切り新岩間温泉に到着。
温泉を横目にここからは7kmほどのロードをひた走り。
スタート地点の一里野温泉スキー場駐車場に到着。
時刻は17:40まだ明るいうちに往復42kmなんとか下山出来ました。
お風呂はすぐ近くの天領へ寄って汗を流し、金沢市へ移動。
今季最長のルートを無事やり切れてほっとしました。
白山北部ルートは静かで景色もよく避難小屋もきれいでいいルートでした。

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雨の白馬大雪渓 [登山]

天気が良ければ栂池から白馬岳へ向かう予定だったが明らかに天気は雨模様。
ということで、稜線歩きはそうそうと諦めて猿倉から大雪渓で白馬岳を目指すことに。
正直、目指すといったが鼻から山頂はあきらめムード。
そんなやる気のなさからか一枚も写真を撮らないという体たらく。
なもんでブログも写真なし。
今日は大人気の大雪渓ルートも人はまばら。
白馬尻荘は今季営業なし。
山荘を過ぎると雨がぽつぽつと降り始めた。
今シーズンは雪も少なくしばらく片斜面のざれざれを登る。
だんだんと雨も強くなり、とりあえずあそこまで行こうと言っては登り、またとりあえずあそこまでと言って登る。
雪渓に取り付くがカチカチ。今年の雪渓は短い。
雪渓の上は涼しいというよりは寒いぐらい。
晴れていれば雪渓歩きは気持ちよいだろうに。。。
2,000mほど登ったところで引き返すことにしました。
カミナリゴロゴロで生きたここちせず。
早く下りたいが雪渓は急ぐと余計に滑る。
何事も急がば回れである。
森の中に入ったころには雷は通り過ぎて行った。
だいぶ早く下山してしまったが、駐車場に着くと車はさらに減っていた。
今日は登山の日では無かった~
でも、山頂に行くのだけが登山の楽しみ方ではない。
白馬岳の空気を感じられただけでも良かった。
雨もあがり気分を切り替えて温泉へGo!!
久しぶりに倉下の湯へ。
いつも通りのぬる目の湯。
昼食はグリンデルへ向かうが相変わらず駐車場の空きがない、、、
なもんでそば神でそばをすすっていつもの散財コースへ向かう。
スノーピーク LAND STATION HAKUA へ初めて行ってみたが、コンビニでコーヒーを買わずに行くべきでした。
これからスタバ飲みたさにスノーピーク白馬に行きそうです。
その後はフルマークスと好日山荘へ。
好日で高い音のなる鈴を購入。
今使っている鈴では熊さんは気が付かない気がしたので良く響く鈴が欲しかった。
今回は散財の聖地?パタゴニアには寄らず。
山は消化不良でしたが、久しぶりの白馬を満喫して帰りました。
追伸、この一週間後大雪渓ルートは雪解けが進み崩落の危険のため通行止めとなりました。
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中房温泉から燕岳と大天井岳へ [登山]

2011年7月以来9年ぶりに燕岳へ行ってきました。
当初は三股に車を一台デポして中房温泉から蝶ヶ岳まで縦走を企んでいましたが午後には雷雲がわいてくる予報だったのもあり今回は燕岳へ行き大天井岳ピストンとすることにした。
5時半ごろ駐車場に到着。まだ、数台空きがあった。
準備を整え6時前に出発。
中房温泉登山口からの合戦尾根は北アルプス三大急登の一つに数えられるが、非常に整備が行き届いていてまったく急登感を感じない。それどころか、丁寧に足の置き場が設けられており高速道路感すらある。
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そのおかげもあって1時間半ほどで合戦小屋に到着した。
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ここでお決まりのスイカは頂かずに山頂へ向かう。
少し歩くと視界もひらけ快晴の青空の下、燕山荘と燕岳が見えてくる。
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晴れているうちに早く稜線に立ちたい!と思い次第にペースも上がる。
稜線に出ると槍穂、裏銀方面は少し雲がかかっているものの夏の北アルプスの絶景が広がっていた。
風も乾いていて気持ちいい。
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これだから暑い夏は特にアルプスへ行きたくなる。
9年ぶりに燕岳の山頂に立つ。
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燕岳は北アルプスの中でも非常に人気の山ではあるが100名山ではなく、200名山であるのは少々意外だったりする。
山頂で少し景色を楽しんでエネルギー補給しいざ大天井岳へ向かう。
燕岳から大天井岳へ延びる稜線は緩やかな斜度と快適な気候もあいまって自然と駆け足になってしまう。
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絶景の中のスカイランニング。
途中、雷鳥も出現するが一目見て先を進む。
雷鳥は天候悪化の兆候であるので出来れば見たくなかったりする。
小林喜作レリーフから先は最後の登りが待ち構えている。
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大天井岳から槍穂方面はだいぶ雲がかかってしまった。
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まぁ、ぎりぎりセーフだろうか。
大天荘でコーラを購入し夏のコーラを味わい、天候が悪化する前に急いで燕山荘へ戻る。
表銀座もガスに包まれてしまったが雨ではないので問題なし。
そして、燕山荘で生ビールをグビッと
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あとは下山するのみ。
下山後は中房温泉へ。
非常にいい湯でした。今度は昼食もおいしそうだったので食べてみたい。
夏はやっぱりアルプスに限る。そう思える山旅でした。



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高妻山と乙妻山 [登山]

8月29日
行先をどこにしようか?
考えたが今一つ思い浮かばないため未踏の百名山の中から高妻山に行くことにした。
朝6時半ごろにキャンプ場前の登山用駐車場に到着したが、この時点でほぼ満車。
天気は快晴。
この時点では高妻山から後立山やらいい展望を期待していたのだが、、、
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ここのキャンプ場は敷地も広く景色もよくいいキャンプ場だ。
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キャンプ場から牧場に入ると右に飯縄山、正面に黒姫山と眺めよし
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すこし歩くと弥勒尾根登山道入り口に到着。
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今回は登りは弥勒尾根を使って高妻を目指します。
弥勒尾根は終始急登で一気に標高2,000mまで高度を稼げます。
人によっては楽しくないと思う人もいるかと思いますが自分的には無心で登りに集中できるし基本的にせっかちなので好きだったりします。
登山道自体は整備されており、途中ロープも設置してあり、危険個所もなく登りやすい登山道だと思います。
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稜線に到着したころには周囲はガスに包まれてしまっていました。
稜線をしばらく進むと九勢至というところに到着。
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ここから高妻山がズドーンと見えるのですが、
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今日はガスのせいで迫力不足感が否めません。
最後の急登を登り十阿弥陀を経由して高妻山山頂に到着です。
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山頂から期待した眺望はゼロ。
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特に長居する理由もないため乙妻山へ向かいます。
最初の下りは左側が切れ落ちているので慎重に。
その後は危険個所はないので晴れていれば好展望の稜線歩きになるでしょう。
途中十二大日というちょっと開けた所を過ぎると乙妻山頂です。
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山頂からは相変わらず眺望なく写真を撮るのを忘れましたw
帰りは不動避難小屋経由。
途中、氷清水の湧き水で休憩。ここの水がまた冷たくてめちゃくちゃおいしい。
コーラを冷やしつつ水をガブ飲み。
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後は沢沿いのコースをキャンプ場まで下山し終了。
コロナの影響か?思ったより高妻山に登山者は多かったような。
途中、聞いた話だと戸隠山も大人気で蟻の戸渡りも行列が出来ていたそうです。
帰りはむれ温泉天狗の館に寄ってお風呂とかつ丼をいただきました。
山頂での眺望には恵まれませんでしたがいい運動になりました。








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御嶽山~御嶽古道から剣ヶ峰へ~ [登山]

○○古道という言葉に惹かれる。
いにしえの道。
昔の人の思いを馳せて歩くなんてことはしないのだが古道という言葉に惹かれるのである。
でも、昔の人と同じ道を歩いていると思うだけで感慨深い。
そういうこともあってか御嶽山を御嶽古道を使って登ってみることにした。
出発点はヤマレコを参考に太陽の丘公園。
午前4時半ごろ到着したがあたりは真っ暗。
最近こんな時間から登山はしていないよね。と思いながら準備を始める。
ヘルメットは一応持ってきたが、、、車に置いて行ってしまった。
まだ、暗かったが公園から薄っすらと御嶽山が見えていた。
天気はそこそこよさそうだ。
4合目まではほぼほぼロードがつづく。
途中、正面に御嶽山が見えてくるのだがこれから目指す山頂が果てしなく遠く感じる。
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今日は午後から下り坂の予報のため何とか12時前には山頂に着きたいと思い先を急いだ。
道の途中はたくさんの石碑。
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車に乗っていると一瞬で過ぎ去るものも歩いているとよく見える。
古の道である。
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4合目の階段を上ると山道が続くようになる。
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5合目の八海山小屋からは中央アルプスの眺めがすばらしい。
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今日もいい一日になる予感。
ここらあたりから石碑の数はぐんと減った気がした。
黒沢口6合目・中の湯で登山届を提出。
ここまでは車で来れるとあって人と出会うw
登山道は階段状になっていていたって登りやすい。
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なので、ペースがあがる。
ハァハァ言いながらも足が出るから体調はいいのだろう。
八合目女人堂までくると視界が開けてくる。
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ラムネで一息ついて山頂を目指す。
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昔歩いた登山道。何となく思い出してくる。
走馬灯のようにではない。
最後の階段は天国へのプロローグか。
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これを登ると山頂。
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出発して4時間半ほどで到着。
山頂は心地よい風が吹いていました。
5分ほど長居をして二ノ池小屋へ向かう。
目的は缶ビールだ。
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天気もいいし、景色もいいし、運動もしたし、そうだ!!ビールを飲もう。
である。
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後ろ髪惹かれながらあとは下山となる。
今度は雨が降る前に降りたい。
下山道は油木美林遊歩道を使う。
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笹の葉が登山道を覆い、木の根や石がまた滑りやすく思うようにペースを上げられない。
1,500mを過ぎたぐらいから道もよくなりペースアップ。
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林道終点にあるこもれびの滝で全身アイシング。
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滝行ではない。
ビール同様に夏山のお気に入り。
最後は太陽の丘までロード7kmを走る。
灼熱のロードかと思ったが意外と涼しい風も吹いて気持ちよかった。
夏もそろそろ終わりに近づいているようだ。

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畑薙から光岳へ~Day2~ [登山]

2日目は快晴。
山の上で迎える朝はやはり気持ちいい。
なんて朝だ!
イザルガ岳から朝日が昇る。
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とりあえず、昨日行きそびれた光石でも見に行ってみる。
なんてことはなかったが、せっかく来たので行かないわけにはいかない。
小屋に戻ると小屋と茶臼岳かな、、、美しい。
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テントを朝日で乾かしてからたたみいざ下山。
昨日、ガスガスだった木道も景色がひらけて気持ち良い。
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今日はゆっくり下山だからゆっくりイザルガ岳へ寄り道。
山頂からは富士山と南アルプス南部の山が一望できた。
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そして、仁田岳へも寄り道。
ここも山頂からの眺めは格別。寄り道しがいのある山頂です。
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そして、下山道最後のピークとなる茶臼岳へ。
昨日とは打って変わっての景色。
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出来ることなら下山したくないものだが、この山頂を最後に稜線から脱線することになる。
もう少し食糧があれば聖まで行けたんだけどなぁ、、、
茶臼小屋でカップラーメンと水場で冷やしたコーラをグビッと飲む。
沢の水は冷たくコーラがよく冷えてうまさ半端ない。
夏山にコーラ最高です。
そして、チャウスを最後にする。
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途中、横窪沢で全身水浴びしてアイシング。
これがまた気持ちいんだよね。夏山でやりたいことの一つであったりする。
後は淡々と下山し、最後の大ボスである大吊橋は前をじっと睨んで愚直に進んでゴール。
沼平ゲートでは警察官がお出迎え。
下山届を書いて旅終了。
下界は灼熱の世界。また、山の上に戻りたいと思うのであった。


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畑薙から光岳へ~Day1~ [登山]

念願の光岳へ
南アルプスの百名山で唯一登り残していたので今回、1泊2日で沼平から登ってきました。
易老渡側から登ることも考えましたがレコを見ると芝沢ゲートより先は歩行者も通行禁止っぽく書いてあったので少し遠慮しました。
朝、沼平では詰所から警察の方がお出迎え、登山届を提出しいざ出発。
この時点では快晴!!
少し歩くと大嫌いな畑薙大吊橋が見えてきましたw
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これをできる限り下を見ないようにして渡ります。
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渡り切って一息ついてようやく登山道です。
まずは、軽くウォームアップでヤレヤレ峠へ。
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今回は、小屋が営業していないのでビールとチューハイは合わせて350mlx3本持参してます。
その他、水も途中で汲めるのは分かっていましたが飲みすぎると喉がイガイガしてしまうので2L持参。その他、コーラと麦茶と水分だけで約4L持っていきました。
テント泊の道具も含め荷物が重く登りはいつもにも増してしんどい。
ヤレヤレ峠からは一旦下って沢沿いを歩きます。
吊り橋は2か所ほど流されたらしくお手製の橋が架かっています。
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どちらも見た目以上に安定感がありました。
沢沿いから少し登り上げるとウソッコ沢小屋へ。
この辺りから登りが急になってきます。
北アルプスの3大急登とかありますがどこよりもしんどいのではないかと思うぐらいの急登です。
横窪沢を超えるとさらに急登が増す感じがします。
なんとか牛歩のごとく進むと茶臼小屋に到着。
朝はあんなに晴れていたのに上空はガスガス。
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今日は光岳までなのでまだ長い道のりが待っています。
茶臼小屋の沢水でコーヒーを淹れて一息つき出発。
久々の山で淹れたコーヒーはおいしい。
小屋から20分ほど登り上げると茶臼岳山頂です。
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茶臼岳から三吉平までは下り基調。
ビュービュー風の音は聞こえますが森の中を歩くのでそれほど気になりません。
三吉平から静高平まではゴロゴロ岩場を登り上げる。
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静高平の水場で持ってきたビールとチューハイを冷やす。
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カロリー不足でヘトヘト状態でしたが、もう少しで光岳小屋なので我慢です。
静高平を超えると木道が現れますが、景色がトホホ、、、
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何とか8時間ほどで光岳小屋に到着しました。
テント場に荷物を置いて天気は悪いですが、とりあえず山頂へ向かいます。
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無事、山頂に立つことができました。
テント場に戻りテント設営する前にまずはビール。
テント設営してお酒と食事でまったりしていたら晴れてきましたよ。
山頂隣の展望台まで登りピシャリ
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テント場近くでピシャリ
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ここまで登ってきた甲斐がありました。
夜も星がたくさん見えていました。
テント泊だと顔だけ出して星空を見ることができるので楽ちんです。
いつもの日帰り山行と違って山でゆったりとした時間を満喫できました。
登りはしんどかったけどちゃんとご褒美が待っていましたね。
Day2につづく、、、

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平湯からの乗鞍岳を登る [登山]

実は北アルプスの100名山の中で唯一ピークを踏んでいない山が乗鞍岳です。
これまでバックカントリーで何度も登ってはいますがいつも強風かガスで途中敗退していました。
夏場は観光バスで登山客が多いため避けていましたが今回は平湯から登る静かなルートで登ることにしました。最初は、さらにマイナーな青少年交流の家から登ろうと考えていましたが登山口10km先から通行止めらしく諦めました。
平湯大滝の駐車場に車を止めていざ出発です。
まずは、嫌いなスキー場の登りから始まります。上空はガスってます。
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相変わらずスキー場の登りは滑ると大したことないのに登ると急です。
振り返るとアカンダナ山。アルプスはガスの中。
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スキー場の登りを終えるとようやく平湯尾根に取り付き登山道となります。
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ここからしばらくは笹が生い茂っています。
笹をかき分けて歩くと雨なのか朝露なのか葉っぱについている雫が冷たい。
途中、金山尾根に切り替わると斜度が増してきます。
しばらくすると乗鞍権現社に到着。ここは開けており乗鞍岳方面を望めます。
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上空は雲がかかっていますが徐々に取れそうな雰囲気です。
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硫黄岳付近まで来ると森林限界となりハイマツ帯を進みます。
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この辺りは乗鞍岳の裾野の広さを感じさせてくれます。
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2700mぐらいまで登り上げると乗鞍スカイラインに合流です。
スカイラインは通行止めらしくバスは走ってきません。
スカイラインの真ん中を闊歩します。
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気持ち良すぎます。
振り返ってもいい景色に見とれちゃいます。
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しばらく行くと大黒岳口があり、登山道に入ります。
鶴ヶ池も美しい。どことなく御嶽山の雰囲気に似てます。
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大黒岳、富士見岳とピークを踏んで肩の小屋へ。
ここらあたりではバスで上がってきた登山客と合流することもあり人が増え始めます。
まだ、スキーヤーやチャリダーもたくさん。
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さぁ、最後の登り。ガスは取れました!!
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剣が峰は予想通り人がいっぱいで写真待ち。権現池も美しい。
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混雑は苦手なので写真を撮ったらすぐに下山。
でも、天気もよく気持ちいいので肩の小屋で生ビール。
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これがサイコー、たまらんのよね。
ビール飲みにまた登りますw
帰りは、またスカイラインを独り占め。
標高2700mのスカイランニングは贅沢すぎる。
後は、登山道を平湯に下るだけ。
晴れていれば穂高を見ながら歩けますが、今日は雲が取り切れず。
登っているときはもっと滑りやすいかと思いましたが、こけることなく下山できました。
これで、北アルプスの百名山はコンプリート。
天気にも恵まれ満足のいく良い山旅になりました。
平湯からのルートは長いですが、乗鞍岳の雄大さを感じられるいい登山道なのでもっと多くの人に上ってもらいたいと思いました。そうすれば、もっと登山道も良くなるしね。

次は南アルプス百名山制覇。
南はテカリを残すのみなので次はテカリに行こう!!
Go To Mountain!




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大日ヶ岳周回 [登山]

盆休みに入った。
愛知県は緊急事態宣言らしいがイマイチ前回のそれとは街の雰囲気は違う。
かといって全く無視するわけにも行かないがGo To Mountainする事にした。
テント泊をしたいところだが北アは人多そうだから却下。今回は日帰りで隣県の大日ヶ岳に行ってみた。
道の駅大日岳に車を停めさせてもらってまずはダイナランドへ向けてラン。最初は国道を下るがダイナランドのゲートからアスファルトの登りが始まる。
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なんとか駐車場の入り口まで止まらずに走りきったが結構しんどい。
ここからはゲレンデを登る。
正直言って登りの中でゲレンデ登りは一番嫌いだ。ゲレンデ下りも一番嫌い(笑)
とにかくゲレンデの急登が続く。
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風の通りも悪く暑い。
ゲレンデの急登が終わるとブナ林に入る。
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入るやいなや空気一変し心地良い乾いた爽やかな空気に変わった。
ここまで汗だくだったが一息つける。
ありがていー。
高鷲スノーパークを通過すると山頂が見えてくる。
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ここからは10分ほどで山頂だ。
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山頂も心地良い風が吹いていた。
いつもの薄皮パンで栄養補給をして下山開始。
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下山は適度な斜度で快適に下れる。
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登ってきたルートだと急過ぎてこうは行かないだろう。
たまにちょっとした登りもあって良いトレーニングにもなる。
しかもゲレンデと違って涼しい。
そんなことであっという間に下山。
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ここからは別荘街を抜けて分水嶺公園へ
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後は国道を下ってスタート地点の道の駅大日岳へ
いつもはあまり行かない奥美濃でしたが楽しめました。特に下りのルートはオススメです。


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三股から蝶、常念周回 [登山]

八ヶ岳を歩いた翌日、天気もいいしどこかいきたいな
Go Toキャンペーンで塩尻のビジネスホテルで一泊。
こりゃ結構お安く泊まれるのね。使わなきゃソンソン。
朝風呂にも入って、朝食食べてゆっくり出発。
久しぶりに槍穂を拝みに蝶でも行ってみよう。
三股の駐車場は路駐もたくさん、第二もいっぱい。でも、一番上まで進む。
早朝に下山する人がいるので少し遅めに行った方が空いていたりするんです。
するとやっぱり空いてました。
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準備を整え9時出発。ゲートで検温されます。
前日の疲れが残っているのでスタートはゆっくり目で徐々にペースをあげる。
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途中、今日は暑くなりそうなので力水をハイドレーションに入れます。
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蝶までの登山道は階段多数でよく整備されています。
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まめうちだいらから先は比較的なだらかな道がつづき軽く走ります。
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そして、急登が始まる感じです。
大滝山分岐あたりで視界がいっきにひらけ青空が広がります。山頂はもうすぐそこ。
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登った先は槍穂くっきり快晴です。
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これは縦走せずにはいられない。
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今までは常念から蝶への縦走はしたことがありましたので今日は逆ルート。
槍を見ながら歩けるのがいいところ。
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と言いながら標高2600を爽快に走る。
蝶槍まではめちゃくちゃ走りやすいし景色いいし天気いいしサイコー。
2592ピークはニッコウキスゲのお花畑。
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最後の常念への登りは気合で登る。しんどい。
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これをさくっと登れるようになりたい。
常念岳山頂についたころには槍穂もややくもり空。
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まぁ、十分景色満喫出来ましたのでO.Kです。
さぁ、こっから下山。
途中、久々に雷鳥さんに遭遇しピシャリ。
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前常念からの下りは危険地帯。一回滑って転んでしまい滑落しかけましたよ。
靴がすり減りすぎなのも問題なのでこの靴は捨てることにします。
ここを過ぎて森の中に入ってしまえばあとは安全です。
駆け足で下山、ゴール手前の沢でかるく水浴びをして周回完了。
やっぱり山に来てよかったと思えた一日でした。
帰りはファインビュー室山でひと風呂浴びて帰りました。




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